営業職のやりがいや醍醐味みたいなものを教えて下さい!プロが教えます
「営業職にチャレンジしたいと思っていますが、未経験で不安です」
営業の醍醐味は努力と成果が比例する部分にあります。
未経験でも人見知りでも頑張った分だけ結果は自分に返ってきます。
営業を通じて人間力も磨かれていく上に、お客様の笑顔を頂戴できる最高の仕事。
それが営業職です。商品よりも、お客様の夢や希望を売る楽しい仕事です。

 

8年間営業に従事し、60ヵ月連続売上No1に輝いた私が伝えしたいことは一つ。

 

「営業はセンスではなく、勉強した者がちゃんと報われる職業」だということ。

 

コミュニケーション能力が著しく乏しかった私がきちんと営業を勉強したおかげで人生が180度変わった。

もし今あなたが営業職のことで”不安で仕方がない状態”ならば、本記事は最強の安心材料になるだろう。

 

以上のことから、努力が報われるという事実が「営業の醍醐味」なのだ。

 

営業の醍醐味を感じるための「5つのポイント」とは

営業 醍醐味

醍醐味1.営業を楽しめる人ってどんな人?

とにかくお客様のことを真剣に考えらえる人は楽しめる。

営業の醍醐味(努力が報われる)を感じられる人は”真面目な性格の持ち主”である。

営業という仕事は「売ったら終わり」ではない。

 

お客様との本当のお付き合いは「商品をご購入いただいてから」がスタート。

 

つまり長いお付き合いには真面目さがないとお客様から嫌われてしまう。

ここで言う”真面目さ”とは「お客様がどうすればご購入後も満足いただけるか」を真剣に考える姿勢を指す。

その真面目な姿勢がお客様からお客様へと紹介営業を呼ぶことになる。

 

営業の最大の醍醐味である紹介営業を確立すると、新規営業をせずに好きなお客様からのご紹介で売上が成り立つ点にある。

 

簡潔に言うと「すべてのお客様はあなたの好きな人で溢れかえる」ということ。

その根底には売ったらオワリの精神ではなく、常にお客様の満足を考えられる真面目な営業マンが成果を挙げ続けることができるのだ。

 

結果として周囲には笑顔が溢れてストレスのない営業活動を送ることができるのである。

 

※営業向き不向きのチェックはコチラ↓

醍醐味2.営業はどういう仕事なの?

営業はお客様の抱えている悩みをきちんと咀嚼(そしゃく)し、自社の商品で悩みを解決してあげることである。

悩みを解決した際に契約書の記入・押印などが目に見えるゴールの形になる。

 

勘違いしてほしくないのだが「売る」という動作ではなく、「問題を解決すること」が営業の仕事である。

 

きちんと理解できれば、あなたの目の前で泣いて喜ぶお客様が増えていく。

これが営業の醍醐味である。だが反対に売るという行為を繰り返す営業マンは怒りに狂ったお客様が増えていく。

 

ではいったい前者と後者は決定的に何が違うのだろうか。

お客様をきちんと見ずに流れ作業で営業トークをしている人間の違いである。

 

つまり「心の底から目の前にいるお客様の悩みを解決したいんだ!」という心構えが大切だということ。

 

「問題解決をすることでお客様の笑顔が見たい!」という営業マンは不器用でも人見知りでも100%売れる。

営業の醍醐味は正しい心構えがあればお客様の満開の笑顔を見ることができる点にある。

 

※トップ営業マンの心構えとは?

一番大切な営業のやりがいや醍醐味が詰まった記事である。

 

醍醐味3.令和時代に求められる営業スキルとは?

コロナウイルスが流行したおかげで対面営業の回数が減ってきた。

コロナ渦の環境で重要なのは「コミュニケーション能力の向上」である。

 

なぜなら対面営業からオンライン営業に移り変わる中で、メールやWeb上での動画のやり取りで商談していく回数が増えたからだ。

 

より一層コミュニケーション能力を磨かないといけない時代になったと言える。

なぜなら身振り、手振り、対面で感じる声のトーン、目の動きなどが分かりづらくなった環境下だからだ。

令和時代に求められるのは「伝え方」と「相手の伝えたいことを読み取る力」だ。

 

すなわち言葉の使い方と言葉の咀嚼の感度を上げるコミュニケーション能力の底上げを指す。

 

コミュニケーション能力は後天的に勉強すれば必ず磨けるものなので安心していただきたい。

営業の醍醐味はコミュニケーション能力を磨き、人間関係を円滑にすることである。

 

※特別に”本当は教えたくない”コミュニケーションのコツを一つの記事にまとめた。

口下手な人や会話が不器用な人こそ、見て欲しい。

 

醍醐味4.営業が辛いと感じる瞬間とは?

営業が辛いと感じる時は「クレームを頂いたとき」と発言する営業マンが多い。

だが本当に辛い時はクレームを頂いたときでも、上司に怒られた時でもない。

 

自分の営業力に自画自賛し、自惚れた瞬間である。

 

正直な話、クレームや上司に怒られるなどの類は営業活動をする上でのやりがいや醍醐味の一つである。

なぜなら営業のクレームや上司の叱責は「自己成長をする上で必要不可欠な出来事」だからだ。

 

つまり世間一般囁かれている「営業職は○○が辛そう」という認識の99%は間違っている。

 

本気で営業に取り組まなかった人が呟いているだけで、真面目に営業活動した人はクレームや叱責を自身の成長剤とみなす。

成長に繋がると思えるから苦痛とすら思わない。

 

本当に営業で辛いのは「自分は売れる!他の人と違うんだ!」と思い込んでしまうことである。

 

周囲の仲間を蔑んで、頼ることができなくなり、孤立して自滅していくパターンが一番多い。

私は天狗になり、顔面麻痺と口内炎が口の中に5個できて失神しかけた。

同じ目に遭わないためにも、ぜひ読んでほしい記事である。

営業の醍醐味は「人格の成長」にあることがわかるだろう。

 

醍醐味5.最高にやりがいを感じる瞬間は?

あなたも想像はつくだろう。

営業の最大の醍醐味はお客様に「あなたと出逢えてよかった」という言葉である。

お客様の期待値を超えた提案ができた時に言われる一言。

 

「色々な営業マンを見てきたが、あなた以上の営業マンはいなかった。本当にあなたに出逢えて家族みんな幸せです!」と言われる時は涙が出るくらい嬉しい。

 

何度も聞いても心が幸せでいっぱいに満ち溢れる言葉。

お客様との距離が近い”最前線で戦っている営業マン”だからこそ、直に温かい言葉を頂ける。

 

多少の辛いコトなど一瞬で吹き飛んでしまうほど熱いメッセージを人から言われる経験は少ないだろう。

 

営業職だからこそ言われる特筆すべき醍醐味である。

※あなたが20代ならこれだけは読んでおいてほしい記事がある。

会社で絶対に教えてくれない営業のバイブル。

 

最後に:営業の醍醐味はgiveした倍で返ってくること

売れない営業マンはgiveよりtake思考である。

自ら与えようとせずに、契約をもらうことばかり考えている。

反対に売れる営業マンは契約のことより、困っている人を助けたいという気持ちが強い。

 

営業とは粗利益を出す仕事だが、損得勘定で動くと売れないのが営業職である。

 

頭の片隅に利益を置いておくべきだが、奉仕精神がなければ売れないから営業は面白い。

この思考が体に染みつくと驚くべきことが起きる。

 

仕事、プライベート問わず”あなたの周りに素敵な人が集まってくる”のだ。

 

あなたが辛い時期に手を差し伸べてくれる仲間が増える。

それ以上に素敵なプレゼントがあなたを待っている。

 

giveしたことがその時は返ってこないかも知れないが、回りまわって違う人から「雪だるま式に増えた大きな利子(恩恵)として返ってくる」のだ。

 

この経験をすると自然と利益度外視にgiveできるようになる。

ぜひあなたも営業の醍醐味である「giveの法則」に従って邁進してほしい。

 

このような不況な時代でも明るい未来が必ず待っているだろう。

 

※追伸~20代前半に上司から「営業はセンスだ」と言われ続けた。悔しくて「営業はセンスじゃない!」と言語化することに没頭した結果・・・。

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