”たった一歩を踏み出す”ことが、仕事を一変するキッカケになるだろう。
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一歩踏み出せる人が、一目置かれる

「あの人、雰囲気あるよね」
「やっぱり普通の人と違う」

 

このように言われている人達をみて、いつも憧れていた。

 

そして私自身、「いったい他の人と何が違うのだろう?」と、不思議に思ったまま社会人に突入していった。

 

社会人生活に慣れても、あの”デキる人のオーラ”の正体が分からなかった。

 

だが、多くの経営者の方と接点を持つようになり、あることに気付いたのである。

 

 

それは、”最初の一歩を踏み出せる人”だったのだ。

 

 

そのことが分かってから、私は「最初の一歩は自分から踏み出そう!」と誓ったのである。

 

そのおかげで誰とどこに行っても、”どこか他の人と違いますね”と言われるようになったのである。

 

あなたも最初の一歩を踏み出すことによって、ビジネス人生は一変するだろう。

 

”○○さんは、他の人と違いますね!”と言われ、一目置かれるだろう。

 

ビジネスにおいて一目置かれることほど大切なものはない。

 

 

 

 

お客様との待ち合わせの際には、”一歩前”に出よう。

 

お客様との待ち合わせに先に到着したとする。
周りも同じく待っている人ばかりの場所の中で、どう一歩踏み出すのか。
それは、”他の人たちより、一歩前に出て、背筋を伸ばして待つ”ことだ。
多くの待ち人は、横一列で建物に背中をくっついている中で、あなたは一歩踏み出して、待ってみるということである。
周囲が横一列に並んでいる中、あなただけが前に出ることで、周囲よりも目立つはずだ。
その佇まいがオーラとなり、相手への印象を深めるのである。
そして何より、待ち合わせしている相手も、あなたを見つけやすいというメリットもある。
ここで勘違いして欲しくないのだが、目立てば良いというわけではない。
奇抜な服を着たり、周囲とはかけ離れた雰囲気を出すことではない。
本当に”たった一歩”踏み出すだけで、ひと際目立つのだ。
たった一歩でこんなに得をすることはない。

初対面の名刺交換の際も、”一歩前”に出よう。

ビジネスシーンにおいて、一番頻度の多い名刺交換。
この名刺交換で相手との優劣がついてしまう。
私は相手が誰であっても、胸を張って一歩前に出て名刺交換するようにしている。
間違ってもテーブル越しにご挨拶などしない。
なぜなら、一歩前に踏み出せないからだ。
そもそも一歩前に踏み出して、直接名刺を渡さない挨拶は失礼である。
社会的地位が高い人なら尚更、あなたが駆け寄って挨拶しなくてどうするのだ。
その時点で、エグゼクティブの人達からは、「コイツできないな」と思われて、ゲームオーバーである。
その一歩がその多勢と、あなたを分けるターニングポイントとなる。
みんな同じ人間で、そこまでの違いはないはずだ。
唯一、違いがあるとすれば、あなたが一歩踏み出すか出さないかくらいの差だろう。
あなたのその一歩に、人とお金は集まってくるのだ。

PS:行動に移す一歩が人を魅了させる

私は経営者の方とお仕事をする機会が多い。
その中で、長期的に成功されている経営者の方(経営歴が10年以上で連続黒字決算)と雑談する機会も多く、私はいつも「魅力的な人だな」と思っていた。
その人達の特徴を観察すると、いつも踏み出す一歩が異常に速かった。
社長との雑談の中で私が、「この小説、面白かったです!」と伝えると、すぐさま目の前の携帯を使って、取り寄せていた。
そこで私はピンッときたのだ。
「人の心を掴むのはいつも一歩行動できる人なのだ!」ということに気付いたのだ。
その上、相手が年上だろうが年下だろうが関係なく、相手の懐に飛び込める人は魅力的である。
「この人なにか違う」と思う根底にあるのは、その人が”本気かどうか”だったのである。
本気の人の熱量に人は魅了され、惹きつけられていく。
本気だからこそ、一歩前に踏み出すことができる。
私はこのことに気付いてから、意識が180度変わった。
「何事にも全力投球で生きよう!」と。
あなたの人生は長いようで短い。
人生の幕を下ろす時にやり残しがないように、全力で邁進していこう。
あなたが振り返った時に、人もお金もついてきているだろう。
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