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スピード感を持つことで出世もできて、人生も豊かになった。
隣の人と同じ仕事の作業量をこなしているのに、なぜか隣の人が出世していく。
同窓会で久しぶりにあったクラスメイトが、なぜか豊かな人生を歩んでいる。
「あれ？学生の時は私の方が優秀だったはずなのに、いつの間に差がついたのだろう」と心の奥底で思うかも知れない。
どれも私が経験してきたことだ。
悔しくて、何がその人達と私が違うのかを寝食を共にして見つけることができた。
それは、”物事すべてにおいて、前倒しでこなしていること”だった。
仕事では、上司から頼まれたものを期日のずいぶん前に仕上げていた。
プライベートでは、面白いと紹介された本をその場で携帯を使ってアマゾンから取り寄せていた。
つまり、仕事もプライベートも前倒し且つ、良いと思ったら即実行することが出世や豊かな人生を歩んでいくキッカケになるのである。
いつも人の心を動かすのは、素早く行動する人なのだ。
素早い行動が結果的に相手への時間のプレゼントになる。
これからはあなたも周囲に時間をプレゼントしていこう。
その結果、仕事も人生も笑顔に包まれるだろう。
スピード感を持つと相手に熱意が伝わる。熱意は人の心を動かす。
時間をプレゼントするというのは、本来であれば金曜に提出する企画を水曜には提出しているということである。
上司は部下から水曜日に提出された企画を隙間時間で目を通す。
企画の改善や修正の指示も前もってすることができる為、金曜日に確認する為に取っていた時間が空白になる。
その結果、空白の時間に違う仕事を入れることができるというわけだ。
上司の貴重な時間を生むことができる上に、早く仕上げることで「コイツは仕事に熱意がある！」と、相手に伝わるのである。
あなたも上司になれば嫌というほど、分かるだろう。
部下に１週間でお願いしたことが、次の日に部下に「仕上げました！」と言われたら、あなたは「お！やるな。」と思うだろう。
例え、その企画が未熟でも熱意は相手に伝わるはずである。
もしかすると、「そんな不完全な仕上げは、上司に余計な仕事を増やすだけだろ」と思うかも知れない。
最初はそれでいいのである。
なぜなら、圧倒的なスピードで物事をこなしていくと、必然的に絶対量が増えていく。
圧倒的な量をこなさないうちに、質を求めるのはお門違いである。
必要量の上にしか質はなく、量をこなさないで質を求めると全てが後手に回り、締め切りすら守れなくなってしまう。
本末転倒だ。多くの人が自分なりの完成形を目指すあまり時間がかかり過ぎてしまい期限ギリギリになってしまうケースが多い。
最初から上司は質など求めていない。
もし、最初からスピードも質も充分に兼ね備えていたとしたら、直ぐにあなたの上司になるはずだ。
そうではないから、あなたの部下なのである。
質を求めるならば、スピードが大切なのだ。
あなたも今からスピード感を持って、前倒しをして仕事を仕上げよう。
仕事がますます面白くなってくるはずだ。
スピード感を持ってプライベートも過ごすと、あなたに人が集まってくる。
成功している人は、仕事だけではなく「人生も前倒し」である。
「珍しいワインが手に入った！」と情報を聞けば、即日その人のところに飛んでいく。
「先日カナダのイエローナイフで、オーロラ見て、自然と涙が出た」と、聞いて心が揺さぶられたのなら、すぐ飛行機を用意する。
「とても当たる占い師がいるんだよね！」と聞けば、その場で占いの予約を取ってしまう。
このように普通の人の倍速で、色々な経験を積むことで感性が豊かになっていく。
スピードある行動が、あなたの体験量を増やし”ますます魅力的な人”になっていくのだ。
そして、自ら体験して感動したことを放射線状に発信していくことで、周囲に感動を与え、周囲を笑顔にしていく。
結果、そういう人に人もお金も集まってくるのである。
なぜなら、あなたの知っている情報で固めたトークより、実際に経験した話の方が１００倍魅力的だからである。
あなたが気になることはすぐに行動に移していこう。
その経験が仕事の些細な雑談になり、知らない人とのご縁を紡いでいくキッカケになるはずだ。
