営業未経験で不安な人ほど売れる!営業職にチャレンジするあなたへ

営業未経験で不安を抱えるあなたはラッキー。

実は営業職に対して不安であればあるほど売れる要素が詰まっている。

 

なぜなら売れていく営業マンとは”営業未経験時の不安”を持ち続けられる人だからだ。

 

10年間で1,000名以上の営業マンを見てきて気付いた事実である。

成績が鳴かず飛ばずの営業マンを観察すると、下記の特徴があった。

 

・押し寄せるノルマの不安に慣れる

・お客様から断られる不安に慣れる

・売れない自分自身の不安に慣れる

 

営業未経験での転職や初めて営業職に従事する人が抱える「不安」が麻痺してしまっていたのだ。

反対に成績を挙げ続ける営業マンは営業未経験時に感じていた不安を常に持っていた。

 

つまり前者はどんどん営業感覚が鈍っていくのに対して、後者はどんどん営業感覚が鋭くなっていくのが特徴的だった。

 

本章では具体的に営業未経験の人がぶつかる壁(不安)と解決策をご紹介していく。

結果として「なぁ~んだ!不安を持ったまま営業活動していいんだ!」とスカッとすることだろう。

 

なぜ営業未経験で不安を持つ人ほど売れるのか

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なぜ営業未経験で不安を持つ人ほど売れるのか

成績を挙げられない人には2タイプ存在する。

 

1.入社当初から最後まで売れない営業

2.売れていたが、売れなくなってしまう営業

 

1は不安と緊張感が元から欠けているため、焦らずにマイペースで仕事をしてしまう。稀に図太い神経の持ち主で天性の営業の才能がある人(※凡人の私には無縁の話なので詳しい話は割愛する)はいるが、10年間で1人しか見たことがない稀有な存在である。

 

2は不安と緊張を保ちつつ、お客様の心の機微を感じ取りながら営業をしていた方。ただ売れてしまったために傲慢営業と化して、大切な営業未経験時に持っていた不安を失くしてしまった人である。

営業は不安に慣れてしまっては成績が挙がることはない。

 

なぜなら断られる不安を失くして、売れないみじめな自分の姿に慣れてしまうと「人間は改善しようとしなくなる」からだ。

 

次第に慣れから「オレはこのままでいいんだ。この扱う商材がわるい」と他責にしてしまう。

反対に売れる営業マンは常に「商品ではなく、自分の説明がわるかった」と自責にする。

 

つまり自信がないから自信をつけるために改善していくのがトップ営業である。

 

ただ一度トップ営業を取ると勘違い営業マンが生まれて、「あの客がわるい」と言い始める者が売れなくなる。

徐々に徐々に「自分がわるかった」と思わなくなってしまうのだ。

自信を持つことは良いが、自信を持ってはいけないのが営業の仕事である。

 

常に売れない自分に不安(売れても満足しない)を抱き、どれだけ成績を挙げても飽くなき成長を目指すから売れ続ける。

 

不安が成長を加速させるのは言うまでもない。

 

未経験で転職or新入社員の営業マンへ!売れる4つのスキルを手に入れよう

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未経験の人は不安を持ちながら営業スキルを使いこなそう

「営業未経験時の不安を持つからこそ、成長が加速していく」

前章で重複してお伝えしたのでご理解いただけたと思う。

この不安という謙虚な気持ちを持ちながら営業スキルを身につけてほしい。

 

どんなに売れても営業未経験時に感じた不安を武器に、どんどんスキルアップしていただきたい。

 

次の章ではスキルアップの元となる「営業テクニックの基礎」をご紹介していく。

ぜひ身につけていただきたい4つの技術である。

 

1.営業未経験者の不安を吹き飛ばす交渉力

多くの営業未経験者が不安を抱きながら営業活動に励む。

だが不安だけを持っていても成果は出ない。

そこで真っ先に身につける営業スキルを4つ紹介していくことにする。

その一つが「営業の交渉力」である。

 

営業の交渉力とはお互いの利害関係を咀嚼した上で、相手にメリットのある話をまとめる力を指す。

 

つまりヒアリングと同時に行うクロージングのことである。

※ちなみにヒアリングとは顧客の悩みを100%汲み取ること。クロージングとは汲み取った悩みをまとめた上で、自社で扱う商品で悩みを解決すること。結果として契約を結ぶことである。

 

未経験で営業に転職した際に”真っ先に”身につけるべきスキル。

公開する予定ではなかったが、トップ営業マンのクロージング×ヒアリングスキルをまとめた記事がある。

ヒアリングの悩みとクロージングの悩みはこの記事2つで消えるだろう。

60ヵ月連続売上No1の営業クロージング。

 

2.提案力があれば惹きつけることができる

提案力とは営業クロージングの一部の技術である。

クロージングは上手くても提案力がなければ、お客様に話を聞き続けてもらえない。

せっかく良い提案でも聞いてもらえなければ意味がない。

 

営業の提案力とは「次の話、次の話、と次の話を聞きたくなる提案をすること」である。

 

分かりやすく言うと面白いオチの話を持っているが、最後まで集中して聞いてもらえなかったためスベッた感覚にちかい。

そこで話下手な未経験者にとっておきの記事をまとめておいた。

話下手は営業skillで解消できることを知った。

 

3.未経験者で不安な人でも売れる「営業の挨拶」とは

実はスキル以前に営業は”あたりまえのことを当たり前にできること”が何より大切。

どんなに話が面白くても、どんなに素晴らしい提案ができたとしても「人としての挨拶」が出来なければオワリ。

「初めまして。○○会社の田中です」という自己紹介は営業の挨拶とは言わない。

 

「初めまして。○○会社の田中太郎でございます。」とフルネームで挨拶するのが営業の第一歩である。

 

自分の名前をフルネームで言えない営業マンは多い。

営業は第一印象で決まるといっても過言ではない。

8年間営業職に従事して分かるが、営業に天性のセンスなど不要で礼儀作法ができれば売れるのだ。

 

具体例を交えて解説した「本当の挨拶とはいったいどんなものか」をまとめた。

一瞬で仲良くなれる未経験営業が身につけるべき「挨拶術」

 

4.一番大切な営業マインドを身につけよう

ここまで読んでくれたあなただからこそ本音を話す。

営業はスキルやテクニックだけを磨いても売れない。

現状に満足しない不安と対になって大事なのが「営業マインド」である。

 

例えばお客様が購入したい商品にダイヤの指輪があったとしよう。

相場は100万円のダイヤが1億円で売られていたらどうだろうか。

「高い」と感じないだろうか?

 

お金持ちは1億円のダイヤの指輪を高いとはおもわないのだ。

 

何が言いたいのかというと「自分のモノサシで人の価値感を測らないこと」が大切。

 

常に相手目線を持ち続けて自分の主観を一切入れないことが営業をしていく上で大事なのだ。

もしかすると今はこの話を聞いてピンッとこないかもしれない。

 

だが営業活動をしていく上で「あ、このことだったんだ!」と気付く日が必ず来る。

 

その予習として「高くても売れる/選ばれる営業マインド」に目を通してほしい。

中盤に記載してある最強のマインド3Stepは有料級の記事である。

 

最後に:もっと深く営業のことを知りたい方へ

営業 未経験 不安

未経験営業の不安を持ちながら最速で結果を出す方法

もしかすると「営業は人間力!人間力があれば売れる!」と聞いたことがあるかもしれない。

私は営業職に従事する前に「人間としてデキた人が売れる世界」と聞いていた。

中には「どんな手を使ってでも売上を挙げる人」も大切だと聞いたが、実際は長く業界に居座ることはできなかった。

 

実際に働いてみて衝撃的だったのだが「営業に人間力は必要なかった」のだ。

 

もっと詳しく話すと人間力磨きに没頭した人で売れた人はいなかったのである。

前職と現職で合わせて通算8年間トップを走り続けて気付いた驚愕の事実だった。

 

「なぜ人間力を真っ先に磨こうとする営業が業界から消えていくのか」

 

この問題の答えを言語化することに成功した。

人間力を磨かずに最速で売上を挙げる方法とは?

 

追伸

正直、世の中にはスゴイ人達がたくさんいる。365日スーツを着てお客様周りをしているトップ営業マンもいれば、毎回お見合いパーティーを開催して顔を広げて爆発的な売上を挙げる人もいる。

だが私は普通に働いて、普通に休んで、普通に家族と過ごしたい。

そんな思考の営業マンでも簡単に売上を挙げる方法をまとめたのがこのブログである。

 

ぜひ隙間時間で他の記事も読破できる作りになっている。

あなたの生活が今より少しでも豊かになれば嬉しい。

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