「自分は営業に向いていない」って言う人見知りのあなたへ

「営業なのに人見知りが治らない。私は営業に向いていない」と安直に考えるのは早い。

実は営業職なのに人見知りで結果を叩き出している人は多い。

そもそも今一度、考えてもらいたい。

 

果たして、人見知りと営業成績の因果関係はあるのだろうか。

 

ただ単に「私は人見知りだから営業に向いていないんだ」という思い込みの可能性はないだろうか。

私は8年間、営業に命を捧げて大手企業と中小企業でトップの成績を挙げてきた。

20代で最年少会社役員にまで上り詰めた私は”ド”がつくほどの人見知りである。

 

つまり営業人生を通して、人見知りと営業で成果を出すことに因果関係はない。

 

実は人見知りでも抜群に営業成績を挙げるコツは簡単だった。

 

お客様が抱えている悩みを正確に汲み取り、解決する提案をするだけ。

 

悩みを抽出する作業ができない為、人と話すのが怖いと感じて「人見知り」と言ってしまうのが殆どである。

本章では人見知りでも”コミュニケーションの達人”のように話さなくても売れるテクニックをご紹介する。

 

結果として「人見知りのままでも良いんだ!」とワクワクして明日を迎えることだろう。

 

人見知りでも余裕で営業できる

営業 人見知り

人見知り営業から解放される考え方とは

「何度、商談しても人見知りが治らずに緊張してしまう…」

「人見知りが原因で上手くお客様の前で話せない…」

「断られたら自分の人格が否定されているように感じる…」

 

人見知り営業マンから聞く悩みのトップ3である。

悩みを吐露する営業マン達と膝を突き合わせて話し合った結果、面白い事実がわかった。

 

人見知りが原因で売上に繋がらないと話す営業マンの99.999%は単なる準備不足だったのである。

 

名刺交換の挨拶の練習もしてなければ、雑談の用意もしていない営業マンが殆どだった。

結果を出す営業の人は初対面のお客様に対して定型文を持っていた。

特別突飛な挨拶をするわけでもなく「初対面では必ず○○はする!」という型があった。

 

反対に人見知りと連発する営業マンは、挨拶の型を持ち合わせていないどころか”その場の雰囲気”で挨拶をしていた。

 

自分に合わない雰囲気を持つお客様に出会った瞬間に「人見知り」を発揮していた。

どんな相手でも人見知りを発揮せずに挨拶できる方法をまとめた。

人見知り克服の道は「挨拶の型」を身につけることにある。

 

「人見知りで営業は地獄…」と感じるあなたへ

「営業のノルマがきつくて助けて欲しい」と思う瞬間は誰でも訪れる。

もし「え?今までそんな経験はない」と言う営業マンなら、そもそも本章を読んでいないだろうし、私のような人見知り営業からトップになった話など聞きたくないはず。

 

ただ大切なので何度も重複するが「人見知りだから売れない」ではなく、「やることをやっていない」から売れないのである。

 

挨拶同様、初めて会ったお客様と”どんな雑談をするか”は決まっているだろうか。

どんな質問をすると商談が上手く進むか、は決まっているだろうか。

 

人見知りのトップ営業マンが失敗しない「雑談」「質問」をまとめた記事がある。

 

何を言うかではなく、何を前もって言うかが大切。

意外に思われるかも知れないが、雑談のプロはクラブのママである。

 

営業マンの人見知り克服方法とは?

「前もって型を持つのはわかった。でも型を持っても緊張してしまうし、極度の人見知りなんです。そんな人が緊張せずに顧客の前でプレゼンするコツを教えてください」

 

本当に人見知りでどうしようもない人もいる。

その人の為に渾身で書いた記事がある。

 

プレゼンを顧客にしている最中に頭が真っ白になった苦い経験を克服した方法がコチラである。

黒歴史から180度変わったコツを書き溜めておいた。

 

上記の添付記事でもお話したが、人見知りこそ緊張すべきである。

営業マンから緊張がなくなったら、ただの作業になってしまう。

作業に人は心は動かされない。

 

あなたのほどよい緊張感に人は動かされるのである。

 

超人見知りを”トップ営業”にした心構え

営業 人見知り

ド級の人見知りがトップ営業に君臨する理由

あなたの時間を無駄にしたくないので結論を先にお伝えしておく。

 

「1円にもならないプライドはゴミ箱に捨てる」

 

人見知りだから力が発揮できない。

人見知りだから言葉に詰まる。

人見知りだからアポが取れない。

 

人見知りを口にする営業の多くは”全て自分向きにベクトル”が向いている。

 

とにかく自分が傷つかないように配慮するし、自分がカッコ悪い姿を見せるのが恥だと考える。

逆、逆。お客様にベクトルを向けなければ、いつになっても売れることはない。

 

”あなたが”どんな精神状態であろうと、目の前にいるお客様には関係ないこと。

 

お客様目線がない人見知りはわがままである。

まずは人見知りを克服する前に営業マンに必要な心構えを学ぶのが先。

 

自分のモノサシで人や商品を判断しないおかげで「営業の心構え」を身につけることができた。

耳が痛いかもしれないが、営業で活躍するにはテクニックよりマインドが大切。

令和の営業思考を今すぐアップロードしてほしい。

 

最後に:人見知り営業マンの本音を綴っていきたい

私は学生時代からコミュニケーションが苦手で「空気、読めないな」と言われてきた。

おかげさまで社会人になっても「こんな新人営業マンは見たことがない」と罵声を浴びてきた。

 

何でも思ったことを口にしてしまうことが災いとなり、KY(空気が読めない)と認知されていた。

 

つまり全ての言動および行動のベクトルが自分に向いていたのだ。

ただ環境的にどうしてもお金が必要だった為、学歴が必要なくても稼げる営業職を選んだ。

 

人見知りとコミュ障の私に待っていたのは地獄ともいえる残酷な現実だった。

 

その経験から学んだ営業の戦術を170記事書き終えた。

これからもまだまだ書いていくことになるが、このブログは不器用な営業マンや評価されにくい営業マンに向けて書いている。

 

ぜひ他の記事も参考にしていただければ幸いである。

 

 

追伸

人見知りのため始めたtwitterのフォロワーが累計3万人を超えた。

人と会って話をすることは苦手だが文章を書いて人に伝えることは得意である。

 

つまり”会わなくてもいい営業”を確立することで人見知りでも活躍できる。

 

会わないと売れない営業脳をゴミ箱に捨てて、令和時代に相応しい営業活動の準備をしてほしい。

いつの時代も先に動き始めた人間が強い。

 

追伸の追伸

ハガキがキッカケで3,000万円を売り上げた。

文章で契約ができたので「人と会って話をする行為」を省くことができた。

会わなくても売れる方法を探そう。

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