
売れている営業と売れていない営業の差は、いったい何だろうか。
売れない営業の方は「売れる営業マンは、先天的な才能があるんだよ」と言うかも知れない。
半分正解で、半分不正解である。
売れる営業は自分の才能の見つけ方が上手いだけである。
つまり先天的な才能を、自分で掘り当て、発見しただけだったのだ。
短距離で成果を挙げる陸上選手が、水泳選手だったら活躍しなかったかも知れない。ボクシング選手が、相撲競技だったら活躍しなかったかも知れない。
つまり才能の見つけ方とは、自己分析が最も大切なのである。
その為には、挑戦し続けなければいけない。
やらず嫌いを克服して、なにごともトライし続ける先に「あなたの本当の才能に出逢える」はずだ。
ぜひあなたの中に眠れる営業の才能を開花してほしい。
本章では営業の才能の見つけ方を学べる。
Contents
営業の才能の見つけ方は挑戦すること
才能の見つけ方とは、挑戦するだけである
才能の見つけ方は、至ってシンプルだ。
とにかく好き嫌い問わず、あらゆる分野に挑戦するだけである。
「えっ、挑戦することが営業の才能の見つけ方なの?」と思うかも知れないが、それしかない方法はない。
あなたが天才的な営業センスがあれば、挑戦せずとも売れるだろう。
だが私は凡人、その私が営業の中で才能を発見した唯一の方法が、挑戦だったのだ。
そもそも消極的な事なかれ主義では、厳しい競争にも生き残れない上に、眠れる才能に出逢うなど不可能である。
とにかく営業ならあらゆる分野に挑戦して、場数を踏んで欲しい。
その結果、幾多の辛苦を舐めるかも知れない。
ただ一度きりの人生。
どうせなら、挑戦して、挑戦して、最期の一滴までやり残しがないような人生を全うしてほしい。
その先に必ず、あなたの才能が浮き彫りになるだろう。
■挑戦者は才能者である。
なぜ挑戦すると、営業の才能に出逢えるのか
そもそも才能とは”他人があなたに”対して「○○さんは才能がある!」と言うものだ。
あなたがいくら「この分野で才能がある!」と豪語しても、周囲が才能無しと思っていたら、評価すらされない。
この周囲のズレを修正するのに、苦手な分野に挑戦しなければならない。
現在、評価されていないのであれば”周囲が認めるまでトライ”する必要がある。
そこで本章では、簡単に営業の才能の見つけ方の基準をお伝えしたい。
才能の見つけ方の基準はコレだ。
あらゆる分野に挑戦して、周囲が「100」頑張ったところを、あなたが「1」の努力で達成した部分に才能が眠っている。
つまり”あなたが呼吸するくらい簡単に出来ているが、他人が苦労してしまう点を見つけることである。
ここに、大きなヒントが隠されている。
■何気ない才能が、大きな才能だったりする。
【必見!】具体的な営業の才能の見つけ方とは?
陸上競技でも短距離に才能を発揮する人間もいれば、長距離に才能を発揮する人間もいる。
営業も同じで、即決営業に才能を発揮する人間もいれば、長い期間かけて信頼を勝ち取って契約する人間もいる。
つまり型にハマらずに、まずは短距離も長距離も全力で走ってみることである。
天から与えられた先天的な才能は、どちらに宿っているかをあなた自身で確認しなければ発見はできない。
コンプレックスが無口だとする。
無口でも頑張ってたくさん話してみる。だが上手くいかない場合は、文字に起こして、文章で伝える手法を取ってみる。もしかすると”お客様に刺さる営業の文章”が書けるかもしれない。
あるいはパワーポイントでプレゼンする才能があるかも知れないし、スケッチを書いて分かりやすく説明する才能があるかもしれない。
誰も挑戦していないことを試してみるの良いだろう。
そこで才能を発揮できたなら、あなたの才能が業界では一般常識になるかもしれない。
いつも業界の常識を変えていく営業は、挑戦し続ける営業マンである。
■プライベートで得意な部分も取り入れてみよう。
短所は才能!幸せな才能の見つけ方とは劣等感をひっくり返すのだ
もし短気で悩んでいるなら、非常に勿体ない。
短気は欠点ではなく、圧倒的な才能である。
営業職こそ、短気の人がなるべきだと思っている。
なぜなら営業とは、「お客様がカチンッとくる100倍速く、イライラに気付かなければいけない」からだ。
営業の本質とは、顧客に商品を買いたい気持ちにさせたあと「1つも不快感なく、不安感を抱かせることなく、商品を気持ちよく最後まで買ってもらう」のが営業の醍醐味である。
その為には”目の前の人がどんなポイントでカチンッとくるか”を先読みして、イライラポイントを回避しなければならない。
その先読み能力に必要不可欠なのが、短気力である。
営業に外せない能力の1つだと確信している。
■短所を長所に変えるのは、考え方1つである。
PS:私が営業職で才能を見つけた瞬間
自分自身で触れてこそ、自身の才能がわかる
私が営業職で才能を見つけた瞬間は、学生時代のプレゼン発表の際である。
元々、経理の資格を取得(日商簿記2級)していたので、経理の道へ進む予定だった。
だが学校のプレゼン大会で優勝してしまったのだ。
それも全国大会まで出場して、プレゼン賞まで受賞した。
この時に思ったのだ。
「自分が向いていると思った才能と、周囲から認められる才能は違うのだ!」と理解できた。
本来は人前で話すのが苦手なタイプ。
だが他薦で選ばれて、渋々プレゼンテーターをする機会に恵まれただけだった。
その結果、優勝。
学校の先生たちも慌てて「経理職より営業職の方が向いている!」とゴリ押しされ、営業職に就く運びとなった。
どんな環境でも選ばれたり、抜擢されたら迷わずにやってみよう。
そのキッカケであなたの才能が花を咲かせるキッカケになるかも知れない。
■原石は磨くキッカケを貰えれば、輝く。
関連記事:才能を飛躍的にupする為に必要なスキル
才能に気付いたとしても、売上が爆発的に挙がるとは限らない。
営業成績とは、『才能×スキル』である。
ぜひスキルと掛け合わせて頂きたい。
■営業の才能を発揮するキッカケさえ掴めば、あなたの営業人生は変わる。