トップセールスマンの条件|いかに売れるか、成長できるかが勝負
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本章ではトップセールスマンになる為の条件を語るつもりはない。

「トップセールスマンで居続けられる条件」をお伝えしたいと思う。

 

私は一過性の売れる営業マンに一つも興味はない。なぜなら「再現性がある売上を叩き出せるのが、営業のプロ」だと思っているからだ。

 

もし一瞬で売上を作りたいのなら、本ブログの「操作する心理術」を参考にしてもらいたい。リアルな体験と実践が生々しく語られている。

だが最高のスキルや最強の武器を身に付けたとしても、トップセールスマンのマインドがなければ、トップには100%輝けない。

 

なぜなら脆弱な基礎(マインド)に、立派な建物(トップセールスマン)は完成しないからだ。

 

ぜひあなたにはトップセールスマンで居続けられる条件を身に付けたあとに、スキルやテクニックを学んで頂きたい。この順番が非常に大切なのだ。

 

遠回りにみえることが、意外にも近道だったりする。

 

それではトップセールスマンの条件を楽しみながらご覧頂きたい。

 

【重要】トップセールスマンの条件

トップセールスマンの条件はマインドにある

トップセールスマンの条件とは、複数の要素から成り立っている。

「マインド→戦略→スキル」この順に身に付けていくのが正しい。

だが多くのセールスマンは、一番目につきやすいスキルを学びたがる人が多い。

 

大多数のセースルマンが勘違いしているのだが、『営業職は人間力』なのだ。

 

この人間力を学ばずして、スキルを学ぶのは非常に危険な行為である。

見かけは良いが、中身がボロボロだと”誰もあなたから商品を買いたい”とは思わない。

 

つまりトップーセールスマンの条件は、自分磨きに直結するのだ。

 

肝心要な人間力を学ぶことから始めるのが近道である。

 

条件をクリアしたトップセールスマンとは?

セールスマンを採用をしている立場だと面接時で一瞬で「売れるか、売れないか」が分かってしまう。

その上、私自身60ヵ月連続売上GroupNo1を取らせて頂いているので、見た目だけのセールスマンか否かは瞬時に悟ることができる。

 

私は口先だけ上手いセールスマンを採用した経験は一度もない。そんな薄っぺらいスキルに特化した条件の営業マンより、誠実な人を採用している。

 

実際に採用した人はトップセールスマンに輝いているのだ。

その面接のワンカットをあなたには見て頂きたい。

 

これぞトップセールスマンの条件だ

私が即採用したセールスマンがいる。

ゆっくり読んで頂きたい。

 

 会社の面接に来る1人の男性。会社の敷地にパンの袋が落ちていた。それを跨ぐことなく、拾ってポケットに入れる青年をみた。 会わずして、採用が決まった瞬間だった。 採用の基準は面接中にあるのではない。面接の「前」にある。

 

「当たり前じゃん」と思ったあなたは50%の確率で売れる。

残り50%は”実行できるか否か”に懸かっているのだ。

意外にもトップセールスマンの条件とは、高くはない。

 

当たり前のことを、当たり前にできるかの勝負。

 

トップセールスマンの条件とは、幼い頃から学んできた基礎中の基礎を『大人になっても継続できる』セースルマンを指すのだ。

 

※ちなみになぜトップセールスマンは口下手な方が多いのか。

一瞬で理解した方は飛ばして結構である。

 

【必見】トップセールスマンの条件は誠実さ

トップセールスマンの条件とはお客様に対する誠実さだ

スキルやテクニックを上手に扱えるセースルマンを見てみよう。

もしあなたが「違和感」を感じたならば、トップセールスマンの条件は満たしている。

 

例えば13時にお客様のご自宅に訪問予定。だが5分遅刻が確定している。 その営業マンは13時に「もうお昼は終えられましたか?今からお伺いしますね!」と、遅刻の連絡ではなく、食事の気遣いの連絡をしたのだ。

 

この手法は詐欺師が使う裏テクニックである。

トップセールスマンは100%、素直に遅れる旨を話して、謝罪する。

 

間違っても”お客様を気遣うフリをして、自分の遅刻を隠そうとしない”のだ。

 

トップセールスマンの条件とは、素直で誠実であること。

これ以外に適切な言葉が見当たらない。

 

社内営業!?トップセールスマンの条件とは

「この部下、トップセールスマンになるな!」と思う瞬間がある。

その瞬間とは奢られっぱなしではなく、必ず感謝の気持ちをお返しする点にある。

 

あなたも一緒に考えてほしい。

新人セールスマンが2人いる。1人は上司にずっと運転をさせ、ランチも毎回ご馳走になる。コンビニでの飲み物まで全て買ってもらっている。

反対にもう1人の新人セールスマンは運転を代わり、3回に一回はランチ又は先回りして、上司の好きなアイスコーヒーを買っておく。

貰い続けるセールスマンと、感謝を行動に移すセールスマンのどちらが売れるのだろうか。

 

トップセールスマンの条件とは社内の上司やスタッフに気遣いが出来て、初めて顧客にもサービス精神を提供できる。

 

営業職が他人へ奉仕する心を失っていては、トップセールスマンになれない。

トップセールスマンはいつもgiveの精神を持っている。

 

※社内営業と聞くと御用聞きに感じる人もいるが、本質はソコではない。

社内営業を制する者は、営業を制する。

 

思考を模倣するのがトップセールスマンの条件

なんで私がトップセールスマンになれたのか。

上司の行動を素直に真似したからだ。

たったそれだけ。もう少し付け加えると『トップセールスマンの思考を模倣』しただけである。

 

「この状況なら、あの人ならゴミを跨がずにサッと拾うよな」

「あの上司なら素直に誠実に遅刻を謝るよな」

 

つまり上っ面なスキルを真似るのではなく、トップセールスマンの「思考を模倣」するのだ。

 

稀に「自己流で売れる」「自分で色々挑戦して発見するのが好き」という声も聞こえるが、その発言者で売れた人を見たことがない。

 

トップセールスマンの条件は、守破離を徹底したセールスマンを指すのである。

 

※徹底した守破離のおかげで、ぶっちぎり売上No1を獲得できた軌跡をご紹介。

秘訣は○○〇○○を欠かさないこと。

 

PS:走りながら修正するのがトップセールスマンの条件

トップセールスマンになりたいなら行動が条件

「トップセールスマンになりたい!」と口で発言する割に、行動に移さないセールスマンがいる。

今の時代だからこそ「超アナログのハガキ」に感謝の気持ちを書いて、お客様に贈ると、とても喜ばれる話をしても、一向にハガキを書こうとしない。

 

つまり売れない営業マンとは、”今と変わらない状態で如何にラクをして売れるか”を探す癖があるのだ。

 

反対にトップセールスマンは、”まず素直にハガキを書いてみる人”が多かった。

仮にハガキが自分に合わないと分かったら、名刺の裏に感謝の気持ちを書いて、郵便ポストに投函するなどの工夫が見られた。

 

トップセールスマンの条件で最も大切なことなのだが、手間を惜しまないセールスマンがトップに君臨し続けられるのだ。

 

ぜひ心の片隅に、手間を惜しんではいけない精神をあなたには持って頂きたい。

 

この気持ちさえ持てば、どんな不器用なセールスマンでも必ず売れる。

 

【まとめ】と関連記事のご紹介

最後に振り返ってまとめたいと思う。

条件1.スキルより人間力

条件2.ごみを拾える人間性

条件3.嘘をつかない誠実さ

条件4.社内営業の大切さ

条件5.守破離を重んじる

最後に、行動せよ。

 

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