飲みにケーションから卒業すると、”あなたの時間”は2倍になる。
Free-Photos / Pixabay

理由を言わない断り方で、人生の時間が増える

 

上司の「今夜一杯どうだ?」と誘われて、断り切れずについて行ってしまうことはないだろうか。

 

あなたが尊敬する上司ならばいいが、苦手な上司に付き合うのは精神上よくない。

 

日本人の性質上、”空気を読まなければ”と無意識に気遣いが働き、あなたは疲弊してしまうだろう。

 

もちろん、空気を読むことは大切だが、仕事以外の時間まで無理して付き合うことはないのだ。

 

 

ただ断り方によっては反感を買ってしまうだろうし、”何て断ればいいか”が分からない人が多い。

 

 

私も分からない人の一人だった。

 

だが、私の尊敬する上司の断り方が、あまりにも美しかった。

 

うっとりしたほどだった。

 

その上司を観察した結果、ある法則に気付いた。

 

 

その法則とは、”行けない理由”を言わないことだった。

 

 

その法則が分かって以降、愛用し続けている。

 

一度断ると分かるのだが、二度目以降は何のストレスなく断ることが出来るようになる。

 

たった一回断るだけでいい。

 

ぜひ実践してみて欲しい。

 

実践した結果、二日酔いの出社もない

 

もちろん飲み会に参加しないのだから、二日酔いになることもない。

 

なにより、あなたのプライベートの時間が一気に増えるのだ。

 

増えた時間を使って、勉強するのもよし。

 

家族サービスに充てるのもよし、大好きな友人と遊ぶのもよし。

 

他の人は身体にムチを打って、プライベートな時間を消費し続けている。

 

 

それで果たして良いのだろうか。

 

人生は長いようで、短い。

 

ぜひ、あなたの時間を有意義に使って欲しい。

 

 

先輩の誘いを断る際は、行けない感情を伝える

 

上司や先輩に食事を誘われて断るときは、どうしているだろうか。

 

 

よく耳にするのが、理由を必死に述べて断っているケースが多い。

 

「今日は歯医者で、そこの歯医者は全く予約が取れなくて、やっと取れたところだったんですよ。」

 

「今日は妻の誕生日で、前回もすっぽかしてしまって、今回帰らなかったら、カンカンなんですよ。」

 

と、言ってはいないだろうか。

 

毎回そのような言い訳は相手に不快感を与える上、辻褄が合わなくなってくる。

 

それよりは、「こんなにも行きたいのに、行けないことが悲しいです!」と伝えるべきである。

 

 

つまり、行けない理由より、行けないことへの”感情を伝える”べきである。

 

 

私たちは小さい頃から、理由を尋ねられるように育てられてきた。

 

「なんで勉強しなかったの!」

 

「なんで遅刻したの!」といつも理由を求められてきた。

 

 

私たちは、理由を求められることが身についているので、聞かれてもいないのに、”先に理由を述べてしまう癖”がついてしまっているのである。

 

 

社会人になってからは、理由を述べるのではなく、感情で伝えていく方がスムーズに生きていけるのだ。

 

これからは、気が進まない誘いからは距離を置いて、その時間を好きなことに没頭する時間にしよう。

 

 

 

PS:飲み会の参加率と反比例して、感謝されるようになる

 

飲みにケーションに参加しないことが定着すると、不思議なことが起こる。

 

たまに参加すると「珍しい!来てくれたんだね!」と、感謝されたのだ。

 

つまり、飲み会の”出席率”と”感謝”は反比例するということである。

 

 

反対に飲み会皆勤賞のあなたが、体調不良で二回続けて欠席したものなら、「最近ノリが悪くなったよね」と言われるかも知れない。

 

 

仕事もプライベートも”頑張っているのに成果が出ない原因”は、”断る勇気”を持つことだとも言える。

 

八方美人なあなたも周囲に気を遣いすぎる必要はない。

 

たまには本音で生きてみよう。

 

それが、あなたのブランドになるのだ。

おすすめの記事