なぜデキる営業マンは「偉そう」なのか|営業と性格の関係性

「デキる営業マンは偉そう」

「トップ営業マンは性格が悪い」

「営業は偉そうで態度がでかい」

 

世の中の人達は”営業は偉そうで高飛車”というイメージが染みついている。

そして「営業マンは性格が良くないと売れない」と叫ぶ間違った声まで聞こえてくる。

その意見を聞く度に”相当営業ができないのだな”と感じてしまう。

 

結論を言うと、営業マンの性格と成績は何一つ関係性がないということ。

 

営業の性格が悪いから売れない、人柄が素敵だから売れる、という間違った解釈が世に蔓延っているが全てウソ。

 

この記事では性格が良い営業マンが売れない本当の理由を徹底解説していきたい。

 

ぜひ少しの間、お付き合い頂ければとても嬉しい。

 

偉そうな営業が売れる理由とは

営業 偉そう

偉そうな営業マンと性格は何一つ関係ない

結論から伝えるとデキる営業マンが性格良いとは限らない。

 

衝撃的かも知れないが、成績が優秀=人格者(性格が良い)に因果関係はない。

 

デキる営業マンはお客様が求めていることを知る「嗅覚」と、期待通りに提案する「プレゼン力」が高ければ売れる。

 

つまり営業とは顧客が困っている不安や問題を”自社のサービスで問題解決できれば”誰でも売れるのだ。

 

性格が偉そうでもなく「この人、性格が良いな♪」と思っても、自分の問題を解決してくれない営業マンとお客様は契約しない。

そんな営業位の仕事は甘くはない。

 

顧客が”友達”を求めに来ているのなら話は別だが、それ以外で性格の良し悪しは関係ない。

 

偉そうな態度でも優秀な営業マンは存在する

偉そうな態度をする営業マンでも成績を残す人は多い。

ちなみに世間で言われている「偉そうな営業マンは性格が悪い」という発言を耳にする。

少し深堀りをしていきたいのだが、偉そうで性格が悪いと言われる理由ベスト3を取り上げたい。

 

【性格が悪いと言われる3選(偉そうな営業)】

①人によって態度を変える

②強引に売りつける(目的が騙す前提)

③契約前と後の態度が違う

 

巷で言われている営業成績と個人の性格との関係を掘り下げていきたい。

 

1.人によって態度を変えて偉そうな営業

最初にハッキリズバッと結論をお伝えするが、人によって態度を変えない営業マンほど売れないのである。

 

部下には偉そうなのに上司やお客様の前ではペコペコする営業もいる。

私はそういう営業マンは大嫌いだが、世の中には”それでも成績を叩き出す営業マンはいる”ということ。

その事実から目を背けると「偉そうにしているくせにペコペコしやがって」と愚痴が出る。

偉そうにしやがって、と愚痴が出た瞬間にその営業マンは売れない。

 

つまり人によって態度を変えてまで売る気概のある営業マンは世の中にいるのだ。

 

顧客の前では自分の偉そうな傲慢な性格を押し殺して営業をする姿はプロである。

営業は売上を挙げた者が偉い。

例え偉そうとは真逆の謙虚な性格の良い営業マンでも「売上0」なら、その営業マンの方が罪が重い。

 

2.強引に契約をして騙す

偉そうな営業に続き、騙して営業するのが悪いと言う人がいる。

当たり前である。

これは単なる詐欺で偉そうで性格が良い悪いという話ではなく、ただの犯罪。

 

偉そうで性格が悪いという話とは別次元の話。

足繁く病院に通って処方箋をきちんと服用して欲しいレベル。

 

障害や人間的欠陥は「性格の良し悪し」とは話が違うので次に進むことにする。

 

3.性格が悪い営業とは契約前は謙虚、契約後は偉そう

これもそうだが性格が良い悪いの話ではなく、単なるプロ意識の欠如である。

ただ大多数の成績を残せない偉そうな営業マンは、性格が悪いのではなく「営業のプロフェッショナル」という意識付けがされていない。

 

つまり優秀な営業とは性格が良いのではなく、プロ意識が高い人ということ。

 

普段、社内で偉そうで性格が悪くてもプロ意識が高ければ営業成績を叩き出すことができる。

ただ勘違いして欲しくないのだが、「売れれば偉そうな態度を取ってもいい」ということではない。

 

補足~偉そうな営業の末路とは

意外な事実だが、性格が良い人より偉そうな人の方が早く売れる可能性が高い。

独特の癖と営業成績にコミットする執着が売上を挙げるガソリンになっていたりする。

が、そういう人達の99.999%が3年以内で消えていく。

 

つまり偉そうな傲慢な営業マンは売れたとしても、次第に淘汰されていくということである。

 

8年間さまざまな営業マンを見てきたが、一時的に売れても「感謝」が足りない営業マンは長く業界に居座ることはできない。

 

最後に:デキる営業マンになるためにはどうすれば良いのか

偉そうな性格を持っていても「コレ」を押さえれば売れる

先天的に偉そうな性格を持っていても顧客の前で”感情コントロール”がきちんと出来ていれば売れる。

性格が悪くてもプロとしての意識があって、完璧な感情コントロールがあれば売れる。

だが売れ続けるためには「感謝の気持ち」が必要不可欠というのが結論だった。

 

そこで売れるコツも圧縮してあなたにお伝えしたいと思う。

どんなに性格が良くても売れない人は冒頭の『デキる営業マンはお客様が求めていることを知る「嗅覚」と、期待通りに提案する「プレゼン力」が高ければ売れる。』が出来ていないケースが殆ど。

 

性格が良い人が売れて欲しいと思っているので、本音バキバキで5時間かけて作った記事がある。

5分で読める記事に圧縮してまとめておいた。

売れない人こそ見て欲しい「必見記事」である。

 

最後にどんなに性格が良くても「コレをやってしまったOUT」というものがある。

営業に大切な5つのポイントを外してはいけない。

 

人の性格は十人十色だから”どんなに性格が良くても合わない人”は現れてくる。

営業は合う合わないで営業活動が上手くいくほど簡単なものではない。

 

だからこそちゃんとした営業の基礎をこのブログで学んで頂きたい。

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