
電話営業でトップ成績を収めた私が「この断り方だと諦めざる負えない」と撃退されたフレーズをご紹介していく。
時間を気にせずかかってくる迷惑な営業電話を一撃でノックアウトする術を知っている。
この技術は自宅の営業コールに限らず、会社への営業コールや対面でも営業にも有効的である。
多くの人が営業の断り方が下手なためズルズルと長い営業トークに付き合わされる羽目になったり、何度も断っているのにも関わらず平気で営業していくる人間。
気弱な人に限って上手く断れずストレスを抱える毎日。
ストレスだけならいいが、電話が鳴るたびに恐怖を覚えてしまうケースもある。
そこで本章では気弱な人でも”しつこい営業マン”をスパッと断る方法をご紹介する。
断り方を学ぶだけで何度も営業される経験から卒業できる。
読み終える頃にはストレスフリーな毎日を過ごせることになるだろう。
Contents
営業電話の断り方を間違えるな!1分で撃退する断り方
断り方の前に”なぜ営業トークにハマってしまうのか”を知ろう
電話営業でトップの成績を収めた私が苦手とする断り文句をご紹介していきたい。
ただその前に「営業職というのは一体どういった職業なのか」を知って頂きたい。
なぜなら最強の断り方のフレーズを知っていても”なぜその言葉が最強の断り方”なのか分からず使うと効果は半減するからである。
営業に対する断り方とは、営業職を理解して使うから効果がある。
長くはならないので少しだけお付き合い頂きたい。
お客様の断り方を突破するのが営業の仕事
そもそもなぜ営業のTELは断りづらいのかを知るべきである。
結論を言うと「営業とは相手の断り文句(NO)をYESに変える職業」なのだ。
例えば「投資用不動産を持つことはいかが思いますか?」の質問に「いいなとは思います。ただ不動産の知識もないので今は考えていないです」と返す。
これが営業マンに対する一番ダメな断り方である。
”不動産の知識がないので”という言葉を営業マンは聞き逃さないからだ。
私が営業の立場なら「不動産の知識がない方だからこそお電話させて頂いております」と切り返し営業トークをする。
つまり知識がない不安を拭えばYESになると分かっているからだ。
もし次にまた不安材料の”お金がない”などの話が出てくれば「お金がなくても問題ない投資」を語るだけである。
営業とは相手の悩みを解決していく仕事だと忘れないでいただきたい。
弱気な人でも撃退できる営業の断り方とは?
例えば先ほどの件で取り上げるとする。
「投資用不動産を持つことはいかが思いますか?」の質問に「いいなとは思います。ただ不動産の知識もないので今は考えていないです」と返す。
下線部が営業突破の穴を作ってしまっている。
私が最も苦手かつ営業の追撃をできなかった断り方をご紹介する。
面白いくらいシンプルだが『最強の断り方』である。
営業:「投資用不動産を持つことはいかが思いますか?」
あなた:「なんか嫌です」
営業:「何か嫌と言いますと具体的に何が嫌なのでしょうか?」
あなた:「分からないですが、何か嫌ですね」
営業:「何か嫌ですか…」
つまり相手の営業がNOをYESに変える作業をぶった切ってしまうのである。
断り方とは上手な断り方が良いとは限らない。
”なんか分からないけどイヤなんです”という訳の分からない返答だと営業は糸口を見つけられない。
この一辺倒の回答をされると営業の私は何も言えない。
「時間のムダ」と思って次のお客様にテレコールをしてしまう。
何かイヤですという断り方をすることで「コイツと電話しててもムダだな」と感じさせれば勝ちである。
決定権者に繋ぎたがる営業への断り方
会社にかかってくる営業電話や自宅にかかってくる営業電話。
「担当者はいますか?」
「ご主人はいますか?」
とにかく営業は決定権者と話をして契約をもらおうとする。
その際に言ってはいけないNGワードがある。
「現在、担当者は不在です」
「主人は今、いません」
上記の断り方だと決定権者に繋がるまで永遠と電話がかかってくる。
頭がおかしくなってしまうほど電話がかかってくるから手が悪い。
会社への営業電話の断り方
会社の電話営業ならば下記の断り方が一撃で撃退できる。
・御社と取引を考えておりません。検討する機会があればこちらからご連絡いたします。
非常識な営業マンであれば再度かけてくる可能性がある。その際は下記の断り方をそのまま使ってほしい。
・前もお断りさせて頂きました。これ以上は御社の代表取締役にご連絡させていただきます。
「代表取締役」というのがポイントである。
この撃退法で突破してきた営業マンは今まで一度もいない。
主人への営業電話の断り方
「ご主人はいますか?」に「今、不在です」と答えるのはNG。
会社への営業と同じで”主人に繋がるまで何度も営業コールをしてくる”のがテレコールである。
もちろん会社にかかってくる営業と同じ「代表取締役にご連絡します」という脅しもいいだろう。
ただ会社と違って個人宅の電話で脅しに近い断り方はオススメしない。
会社の看板があるから強気でも良いが、個人宅の場合は変な嫌がらせでもされたら怖いのが現状。
そこで最強の断り方をご紹介したい。
・主人は単身赴任で1年に一回帰ってくる程度です。半年後の3月にもう一度お電話いただけますか?
営業マンの営業を逆提示で返すという簡単な技だが恐ろしいほど効果が高い。
なぜなら営業電話するセールスマンは毎日100件以上電話をしている。
半年後の約束を覚えているほど暇ではない。
この瞬間、営業は(メンドクサイな)と思いリストから外される。
万が一、粘着質な営業から半年後に電話営業を受けたなら「日程が延びて来年の3月にもう一度お電話くれますか?」でオワリ。
まとめ:営業の断り方とは「めんどくさいな」と思わせたら勝ち
断り方のコツは「めんどくさい」と思わせること
営業のアプローチを一撃で撃退するコツは”めんどくさいな、コイツ”と思わせることである。
それが「あなたの代表取締役に連絡しますよ?」というめんどくささもあるし、「半年後に電話してきて」という馬鹿にしためんどくささもある。
まとめると営業の質問や要求には一切答えないことが正解である。
個人情報も一切教えてはいけないし、質問と自分が発する答えが一致してなくてもいい。
とにかく「なんかイヤなんですよね」という抽象的な答えを発信し続ける。
営業マンに問題解決の糸口を与えない抽象的な話が効果抜群なのだ。
ぜひ今から使える簡単な断り方だったと思う。
これからあなたに営業してくる人を撃退していこう。
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飛び込み営業マンの手法を知っておくだけで撃退ができるようになる。