
営業の勉強さえすれば、一生需要のある仕事だ
営業職を軽くみて、入社する人が非常に多い。
弁護士資格がないと、弁護士にはなれない。
眼科医の資格がないと、眼科医にはなれない。
建築資格がないと、建築士にはなれない。
営業はどうだろうか。
特殊な例を除き、営業職の資格がなければ、営業は出来ないのだろうか。
そんなことは一つもない。
営業に資格はいらないのである。
資格を取得せずとも、営業職に”今すぐ”就職できるケースがほとんどである。
技術職の人は、資格を取得するために膨大な時間を投入して、合格を目指す。
ただ営業の場合、「営業の勉強を3年間積んできました!」という人に会ったことはない。
営業職は、時間を費やさずに営業職に就けるのだ。
これだけを聞くと、ハードルが非常に低く感じるが、その通りである。
とてつもなく、ハードルが低い代わりに”実力の差が全ての職種より、明らかになってしまう”のだ。
これほど、顕著に差が出る職種を見たことがない。
つまり、”勉強する人間”と、”勉強しない人間”の差がハッキリと数字に出るのだ。
少しの勉強で差がつくのに、その少しの勉強すらしない人が圧倒的多数だ。
他の職種の人は、猛勉強した上で技術を学び、腕を磨くことで、技術の結晶へと昇華させていく。
営業も心理学や交渉術の勉強をしていく中で、多くの壁にぶち当たる。
ぶち当たる度に、人格を磨かないといけないことにも気付く。
技術と人格が磨かれてこそ、輝かしい営業マンへと昇華するのである。
営業には天性の才能や特別な能力は必要ないと思っている。
一時期は天性の明るさや人懐っこさに憧れを抱いたが、勉強さえすれば+αくらいの要素でしかないことに気付くはずだ。
なぜならば、営業はきちんと勉強さえすれば、天性の才能なくして営業は、”再現性のある職種”だと確信したからである。
もし、あなたが営業の成績で伸び悩んでいるとしたら、もう一度基礎からきちんと勉強し直してみてほしい。
営業の基礎さえしっかりしていれば、あとは成績が挙がるのを待つだけだ。
家と同じで基礎がしっかりしていれば、少しの地震くらい何ともない。
同じく営業においても、きちんとした土台は少しの時代や流行に左右されずに、再現性を持って売ることができるのだ。
どんなにハイテクな時代がきても、結局は人と人との繋がりである。
人をワクワクさせる技術がある”超アナログな営業職”がなくなることはない。
営業の勉強から逃げなければ、成果は出る
営業を志す方へ、「勉強してほしい」と伝えたい。
売れない方にこそ、「勉強してほしい」と伝えたい。
野球をする時、バットの振り方・ボールの投げ方を勉強したはずだ。
水泳をする時、息継ぎの仕方・腕と足の動かし方を勉強したはずだ。
なぜ、営業をする際は”営業についての勉強”をしないのだろうか。
人と話すときは、コミュニケーション術の勉強するべきだし、交渉するときは交渉術の勉強をするべきだ。
勉強していくうちに、心理学に興味を持つかも知れないし、プレゼン術を磨きたくなるかもしれない。
どれも勉強していくうちに、興味が出てくるものだ。
一つを掘り下げていくと、様々な分野で知識が繋がっていく。
決して天性の才能や持ち前の明るさだけで、勝負して通じる世界ではない。
営業の勉強をしたからこそ、お客様の笑顔がそのまま自分の成績に跳ね返ってくる職業だと思っている。
涙を流しながら、感動できる職業だと思っている。
その感動に気付くには、あなたが営業の勉強をきちんとして、努力の上澄みがお客様に認められた時に、”感動する”のである。
間違っても我流で営業した結果で、あなたが営業に不向きかを判断してはいけない。
スキップして階段を飛ばさず、一段一段のぼっていこう。
噛みしめてのぼった階段の先の景色は、絶景であることは一言添えておく。
PS:学業を疎かにした人でも、チャンスがある
営業は今まで遠回りした人でさえ”営業職で輝けるチャンス”がある。
外科医になるには、小・中・高・大学と全て繋がっていて、「20歳からなろう!」と思ってもなれるものではない。
それもそのはず、勉強し続けた上で超難関な試験を突破した先の先にあるからだ。
その点、営業は「明日から営業職になる!」と言ってなれる職種だ。
例え、20歳まで学業を疎かにして、遊び呆けていた人でも人生のチャンスを掴めるのが営業職である。
皆に平等にチャンスが与えられて、見合った報酬と生活が得られるのが醍醐味だ。
あなたはその営業力を使って、独立する道もあるかもしれない。
可能性に満ち溢れている営業を誇りに思って、邁進してほしい。