仕事が出来る営業マンになるための考え方と習慣
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仕事が出来る営業マンは出来ない営業マンと何が違うのか?

それは「考え方と習慣に違い」がある。

 

例えば月曜日のある日に、上司があなたに企画書を「金曜日までに1つ提出しろ」と言われたら、どのような行動を取るだろうか。

 

出来る営業マンの習慣

火曜日に1つの企画を提出して、金曜日朝までに10個の企画を提出する。

出来ない営業マンの習慣

→金曜日の夕方に1つの企画を提出する。

 

この差が、出来る営業マンと出来ない営業マンに分かれるポイントである。

 

出来る営業マンは本質を捉えている為、全業務に対して出来る思考を毎日の習慣に落とし込んで成績を挙げている。

上記の例のポイントは『量と時間』に出来る営業マンの秘訣が隠されている。

 

本章では出来る営業マンの思考と習慣を詳しく解説していきたいと思う。

 

出来る営業マンの習慣さえ身に付けば、どんな不況な時代でも売れ続けることができる営業マンになれる。

 

ぜひ売れる思考をあなたの毎日の習慣に取り入れて欲しい。

 

仕事が出来る営業マンになるための考え方と習慣

出来る営業マンの思考を習慣にできれば永遠と売れる

冒頭で取り上げた実例を最初に解説していく。

■出来る営業マンの習慣

火曜日に1つの企画を提出して、金曜日朝までに10個の企画を提出する。

■出来ない営業マンの習慣

→金曜日の夕方に1つの企画を提出する。

 

ここでのポイントは、『量と時間』に出来る営業マンの思考が隠されている。

詳しく見ていこう。

 

出来る営業マンの量の習慣

出来る営業マンが意識している習慣は”とにかく1桁多く量をこなす”のを目的としている。

1つ頼まれたら10個こなす。

10個頼まれたら100個こなす。

 

なぜなら出来る営業マンは量をこなした先にこそ、質があると確信しているからだ。

 

多くの営業マンが量から目を逸らし、最初に質を求めようとする。

この記事を読んでいるあなたが天才ではない限り、その考えは100%失敗に終わるだろう。

 

スポーツでもそうだろう。

バスケの3Pシュートの練習を重ねないで、3Pがポンポン入ったらプロの団体からスカウトは来るだろうし、もしかするとTVにも取り上げられるかも知れない。

だが現実のプロ選手は血が滲むような練習をこなしている。

 

つまり営業マンに限らず、量という壁から逃げない人が出来る人なのだ。

 

そもそも楽して、質を得ようとするのは傲慢な考えである。

出来る人間は、常に量をこなす習慣が身に付いている。

 

出来る営業マンは時間を前倒しする習慣がある

出来る営業マンの時間間隔は『期日通りは遅刻』という思考の習慣がある。

冒頭の「金曜日までに1つ提出しろ」と言われて、金曜日の夕方に汗をかきながら1つの企画を出しているようでは、出来る営業マンとはいえない。

学校の学力の偏差値で言えば、偏差値40くらいである。

 

まず下線部の太文字の「までに」とは、最低でも金曜の朝イチまでにという意味であることが多い。

仮に金曜日の朝イチに提出して、手直しを貰うと完成までに日にちを要する。

 

つまり出来る営業マンは金曜日に完成を目指して、仕事に取り組んでいるのだ。

 

だからこそ一度、火曜日または水曜日にたたき台を上司に提出して、金曜日までに完成を目指し働きかけるのである。

 

【プチまとめ】出来る営業マンの習慣は1つ先にある

量とスピードのどちらにも共通しているのが、1つ上の目的を持って仕事をしている。

ただ企画を金曜日までに1つ提出するのではなく、金曜日までに企画を完成させるために動く。

 

つまり圧倒的な量をこなして、短い時間で質の高い仕事が将来できるように力をつけるのが目的で働いているのだ。

 

出来る営業マンは、常に明確な自己成長という目的を習慣にしているからこそ、出来る営業マンと周囲から言われる。

 

ぜひ量とスピードを意識して、目の前の仕事に取り組んで頂きたい。

 

※出来る営業マンが絶対しない習慣が存在する。

合わせて読むと「出来る営業マンと出来ない営業マンの側面」が理解できるだろう。

両方の側面を知ったあなたは無敵である。

 

出来る営業マンの習慣の鍵は「異性の友人」にある

出来る営業マンは異性の友人と接点を持つ習慣がある

出来る営業マンは、必ず異性の友人と接点を持つ習慣がある。

 

なぜなら「世代も性別も違う異性から学べるものは果てしなく多い」からだ。

 

反対に同性から得られるものは異性から得られるものに比べて圧倒的に少ない。

この事実に気付いてから、私は20歳上の女性経営者から様々な気付きと知恵を獲得することができた。

 

今の圧倒的な私の営業成績は、その気付きの集大成のおかげと言っても過言ではない。

 

女性の経営者から学んだ雑談の習慣

「出来る営業マンは雑談が上手」と高級クラブのママから学んだ。

その中でも一番痺れた言葉がある。

 

「雑談に知識は必要ないのよ」

 

この一言の真意は「たかだか2.3時間勉強しただけでは知識豊富なビジネスマンには敵いません。それならば分からないことは素直に聞いた方が『生身の情報が得られて新鮮』です。変に知ったかぶりをする方がお客様のカンに触ります。」

そして最後に付け加えられた一言があった。

 

「出来る営業マンはお客様が話す知識を知っていても、知らない顔で驚いて、的確に質問をして、大いに雑談を盛り上げるのよ」

 

つまり出来る営業マンは、相手に楽しんでもらう習慣が根底にあるのだ。

雑談は相手と親密になれるチャンスである。

 

※出来る営業マンには必須なスキル。

雑談を制するものは、営業を制する。

 

出来る営業マンは即決を習慣にしている

出来る営業マンほど、即決を習慣にしている。

値引き交渉をお客様からご相談された時に「え~難しいと思いますが、いや私が頑張って…」的な話をするのが、デキない営業マンである。

 

出来る営業マンは「10万円、頑張らせていただきます!」と即決で話す習慣がある。

万が一、値引き交渉の確認をしていないのなら「一旦、持ち帰らせて頂きます。明日にはお返事致します!」と答える。

つまり悩んだふりをする習慣がないのである。

 

なぜならお客様に適当な言葉を言いたくないというポリシーがあるからだ

 

即決できない習慣は営業マンのただの準備不足

出来る営業マンほど、おべんちゃらは言わないし、曖昧な発言をする習慣もない。

そもそも事前準備をきちんとしていれば『一旦、持ち帰らなければならない状況』は存在しない。

 

営業マンが即決できない時点で、ただの準備不足をお客様に露呈しているようなものだ。

 

「これ以上、無理!」というくらい事前準備する習慣を作ろう。

その先に即決で話せる力がつくだろう。

 

PS:出来る営業マンに必須な営業の習慣とは?

出来る営業マンは勉強が習慣になっている

どの業界でもそうだろう。

勉強し続けないと衰退するように、営業マンも営業の知識やテクニックを学ばなければ、切れ味がどんどん悪くなる。

 

だからこそ自分自身で営業を勉強する習慣を作り、アウトプットする習慣を作るのだ。

 

おそらく本章を見ているほどの方であれば勉強癖がついているのかも知れない。

その習慣があるのならば、ぜひ他の記事を読んでリアルな世界で実践してみてほしい。

 

もっと欲をいえば『実践したことをSNSでアウトプットしてみて欲しい』のだ。

 

本当に出来る営業マンは、営業テクニックを言語化できる側面を持っている。

ぜひあなたには言語化をして、発信してみてほしい。

 

記事を読んで、実践して、言語化する習慣を作ろう

私はtwitterで営業のノウハウを140字にまとめて配信している。

令和2年3月10日時点で、9か月で17,000件を発信しているのだ。

 

おそらくtwitterの経験がないのなら、ピンっとこないだろう。

もしtwitterをする機会があるのなら、この文章を頭の片隅に置いておいてほしい。

 

「twitterで挫けそうになったら、私に絡んでほしい。必ずあなたの力になる」

 

ぜひアウトプットする習慣を身に付けて、時代に右往左往しない”再現性のある営業マン”になって頂きたい。

 

※twitterはスクロールした先にあるので、挫けそうなときは声をかけてほしい。

関連記事:出来る営業マンを目指す人へ

記事を読んで、実践して、愉しんでアウトプットしよう。

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