売れない営業マンこそ、「自分のSNS」を売りなさい

売れない営業マンこそ、「自分のSNS」を持つべきである。

世の中には、見る専門でSNSを登録している営業マンはいると思う。ただ、”営業のために”SNSを活用している人は少ない。

これは非常に勿体ない。SNSを営業のために使わないのは勿体なさ過ぎる。

なぜなら、「営業を言語化する」のに、とても役立つからだ。

特にこれから部下を持つ営業マンは必見である。

営業マンが「自分のSNS」を持つべき理由

SNSを使わないと、ポンコツ状態が続いてしまう

何度も言うが、SNSを営業のために使わないのは勿体ない。

なぜなら、SNSを使わないと”営業を言語化するのが下手くそのまま”で生涯を終えてしまうからだ。

これまで1000人以上の営業マンと出会ってきたが、

①営業とはなにか
②ヒアリングはなぜするのか
③クロージングをする意味とは

このあたりを即答できる営業マンにほぼ出会ったことがない。なぜなら多くの営業マンは”なんとなく”営業をして、”なんとなく”売れているからだ。

つまり論理的に営業しているのではなく、感覚で営業しているということである。

鋭い方なら、お気づきかも知れないが、「なぜ”そのような状態”でも売れるのか」と疑問に思うだろう。その答えは、会社の看板の影響力、常に集客できる仕組みが会社に整っているからだ。

恵まれた環境の中で「自分は売れている!オレってトップセールスマン!」みたいに勘違いすると、30歳以降にかなり痛い目に遭う。

SNSを活用しないと、相応しい上司にもなれない

SNSを使わずに、ボケっとしていると、いずれ売れなくなる。

なぜなら、なんとなく営業をして、なんとなく売れている営業マンの中身は空っぽだからだ。

ここまで強い言葉を言っている私だが、”わたし自信もそうだった”から間違いない。会社の看板を利用し、会社の集客に依存した売上を”自分の売上”と勘違いし、売れていると錯覚していた。

だからこそ部下から、

「営業ってなんですか?」
「ヒアリングってなぜするんですか?」
「クロージングする意味はあるんですか?」

と聞かれても、部下の質問にクリティカルに答えることができなかった。なぜなら、今まで頭を空っぽにした状態でも売れていたからだ。正直、笑顔とノリさえあれば売れると思っていた。

その状態で、上司になったら最悪である。部下の質問に対して、ワインにお湯を足したような薄い薄い回答を投げ返してしまうからだ。

結果、優秀な部下が現れたときに「なんだアノおっさん。やばいな」という不協和音が起こってしまう。

部下は自分より劣っている上司の元で働くことはできない。つまりそのままでは、優秀な部下に迫害され、窓際族の仲間入りを果たしてしまう。

そうならないためにも、営業を論理的に言語化できないといけない。

論理的に言語化できるからこそ、再現性のある高水準な売上を維持することに繋がる。

部下からの3つの質問の答え

私が言語化できずに、即答できなかった部下からの質問。

「営業ってなんですか?」
「ヒアリングってなぜするんですか?」
「クロージングする意味はあるんですか?」

この答えを一つずつ簡潔に伝えていく。

①営業とはなにか
営業とは、お客様が抱える悩みを解決する仕事。

②なぜヒアリングをするのか
お客様は自ら抱える悩みを理解していないことが多い。お客様が抱える、潜在的な悩みを引き出し、自らが持っている商品やサービスで解決するために行う。

③クロージングの意味
人が持っている特性の一つに、”行動しない”がある。命に関わるもの以外、人は背中を押されない限り、行動しない生き物。お客様のほうから「買いたい!」と言ってもらうキッカケを作るために必要な行為。

このように、今なら即答できるし、私なりの答えである。営業職に模範解答はないからこそ、自らが導き出した答えを言えるようにしておくこと。結果、自分なりの営業論を”言語化して”部下に伝えることできる。

どうして、言語化できるようになったのか

部下からの質問に対して、即答できるようになったのは「常に言語化する習慣」を身につけたからである。

日記代わりに、ツイッターで部下に質問されたことを言語化して、発信していた。頭の整理をするためにSNSを使っていたというイメージ。

この習慣が本当に良かった。なぜなら、ツイッターで発信した内容を見た人が”更に質問をしてくれるから”だ。

「どうして必要なんですか?」
「この場合はどうしたらいいですか?」

このような質問に答えていくうちに、”ありとあらゆる質問”に即答できるようになっていた。

それも部下からの質問に対して、コンマ1秒で答えられるようなっていた。なぜなら、ツイッターで一度受けた質問に対して、一度は本気で考えたことがあるからだ。

つまり、部下からの質問をもらう前に、すでにツイッターで同じ質問を受けていて、”予習することができた”のである。

これが、私がSNSを活用したほうが良い!という最大の理由。

最後に…なぜ数あるSNSの中でツイッターを推奨するのか

数あるSNSの中で、ツイッターを押す理由は「140文字」で文章を発信することができるからである。

インスタは画像がメインだし、LINEはメッセージメイン。You Tubeは動画がメインだし、フェイスブックは日常の日記。

それらとは違い、ツイッターは「文章がメイン」のSNS。SNSの中ではミニブログと言われている。

例えば、SNSとは違うが、今見てもらっているブログのように、2000文字〜3000文字の文章を最初に書くのはしんどいはず。だが、ツイッターは”たったの140文字”。簡単にサクッと言語化して発信できるツイッターが最強だと思っている。

もし、この文章を最後まで読んだ方の中で「ツイッター始めようかな?」と思う方は、こちらの記事を参考にしてほしい。始める前に『ツイッターのマナー』を知らないと、本当に痛い目に遭うから笑

もしツイッターを始めている方は、私の投稿を参考にしていただきたい。「営業界隈」ではいい結果が出ると思う。

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