一瞬で相手との距離を近づけるコツは、相手の名前を呼ぶことである。
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人見知りのあなたでも、一瞬で相手との距離が近くなる魔法の言葉がある。

 

それは、”相手の名前を呼ぶこと”である。

 

たったこれだけで、グッと相手との距離が近くなるのである。

なぜならば、名前は人生で最も親しみのある言葉であるし、人が一番興味あるのは”自分自身”だからだ。

 

名前を呼ぶことで、”大手企業に勤めている相手”から、”個人のあなた”と会話するようになる。

 

ビジネスやプライベートにおいても”企業の一部のあなた”に話すのと、”個人のあなた”に話すのとでは、印象も結果も大きく変わってくるはずだ。

 

”たったこれだけ”のことで、人生は変わっていく。

成功している人は、こういった”地味で地道な大切なこと”を意識して使っている。

 

ぜひ、あなたも相手の名前を呼ぶ習慣を身につけて欲しい。

あなたを取り巻く環境が一変するだろう。

 

 

 

電話に出る際にこそ、相手の名前を呼ぶこと

 

 

私が意識して名前を呼んでいる場面がある。

それは、お客様からの電話の”第一声”である。

 

お客様からの着信の際に、「お世話になります。□□会社の○○です。」と電話に出ていないだろうか。

 

もちろん、正解だ。正解だが少し手を加えるだけで、印象は180度かわる。

 

「○○さん、お世話になります。□□会社の○○です。」

 

この冒頭の”○○さん”から始めることで、電話内でのアイスブレイクの役割を担ってくれるのである。

 

なぜ、電話の冒頭で和ませないといけないかというと、お客様が困った時に、あなたに電話を掛けてくるケースが多いからだ。

 

お客様の気持ちを考えると、「こんなこと言っても大丈夫かな?」と不安ながらに電話を掛けてくるのだ。

 

勇気を持ってあなたに電話した際に、「○○さん!お世話になります!」と、言われただけでお客様は安心するのである。

 

お客様の心の中では”勇気を持って電話を掛けて良かった”と、思いながら胸の内を話すことが出来る。

 

それだけお客様は、あなたにメロメロである。

 

私はこの電話の出方で何度もお客様にお褒めの言葉を頂いた。

 

お客様の中には、とても鋭い方がいて、「僕の電話番号を即、登録してくれていたんだね」と言われたこともあった。

 

特に初めてお客様から電話掛かってきた際に、あなたがお客様の番号を登録していなかった場合、100%の確率でお客様は「あ、コイツ登録していなかったんだな」と気付いてしまう。

 

だからこそ、電話の冒頭で相手の名前を呼ぶことに意味があるのだ。

 

 

使う場面によって、名前を呼ぶことは途轍もない効果がある。

 

使えば使うほど、グングン相手との距離が近くなることを実感できるはずだ。

 

 

人見知りのあなたも、一瞬で打ち解けられる。

ぜひ、お客様や業者にも使いこんで頂きたい。

 

 

 

PS

 

コンビニやカフェの店員さんを名前で呼ぶ人は少ない。
毎日同じコンビニを使い、毎日お昼は決まった定食屋で済ます事が多いのに、どうして名前を呼ばないのだろうか。
「〇〇さん」と呼ぶだけ”ただの店員”ではなく、”○○さん個人”と仲良くなれるのに。
私はいつも”個人の○○さん”と仲良くなる瞬間が、1番好きだ。
個人の○○さんと仲良くなると、相手側から元気をもらえることが多い。
朝、コンビニに行くと、○○さんに元気な挨拶をされる。
それだけで、1日のスタートが華やかになる。
お店に行くと、私が好きそうな服を取り置きしておいてくれたり、コッソリと割引までしてくれる。
良いこと尽くしである。
些細な幸せは、あなたが相手の名前を呼ぶことから始まるのだ。

 

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