
実力がある人ほど、地味だ。なぜなら、服装で虚勢を張る必要がないからである。
営業の世界で”トップ1%”に入る人はどんな人物なのだろう?と、思うかも知れない。
いたって普通の人である。
見た目はいたって普通の人で、第一印象も特別なオーラがあるわけではない。
派手なスーツを着ているわけでもなく、どちらかというと”地味”である。
ただ、会えば会うほど魅力的に感じる人が多かった。
反対に、第一印象にインパクトがあって私自身、最初の魅力に圧倒される人もいた。
服装は白パンツに、ジャケットは紺色の大きな白のストライプ。
地味とは正反対の”派手”な人である。
ただ、会えば会うほど最初の魅力を超えることはなかった。
前者は長年トップに君臨し続けているトップセールスマンであり、後者は最初のファーストタッチはやり手に思わせる雰囲気があるが中身がスッカラカンな人が多かった。
前者と後者の違いは一体何だろうか。
「服装の地味さと派手さの違い?」確かに表面上でみるとそうかも知れないが、本質は違うところにある。
両者の違いは、前者は”謙虚”な姿勢に対して、後者は”横柄”な姿勢だったのだ。
後者の横柄さは、服装にも表れていて”力なき自分を守るため”に、派手な服で相手を威嚇しようとしていたのだ。
肝心な実力がないから、痛いところ突かれるたびにメッキが剥がれて、どんどん横柄になっていく。
精神的に未熟な人が、痛いところを突かれると、自己否定された感じがして”キレてくる”のと全く同じだ。
反対に、長年売り続けている人は実力もあるため周囲を威嚇する必要性が全くない。
特に服装に関しても”誰からも受け入れやすい服装”を心掛けていたのだ。
つまり、”地味”な服装は意図的だったのである。
その上、”自分はまだまだ実力不足”と、思っているため非常に謙虚なのだ。
本物の実力者は謙虚である。
一日も早く実力をつけて、”横柄”から”謙虚”に脱皮すべきである。
そのためには、本物の実力をつけるほかない。
実力さえつければ、周囲を威嚇をせずして淡々と仕事に取り組むことが出来る上、周囲からの信頼もあつい。
実力不足を補うために派手なスーツを着ることもなく、あなたの自己肯定感も満たされる。
自己肯定感がたっぷり満たされているから、例え痛いところ突かれたとしても冷静に対応できるし、間違えていたのなら即謝罪する覚悟もある。
ぜひ、あなたには余裕のある”カッコいい大人”になってもらいたい。
1人行動は他責にできない為、実力がメキメキつく
デキる人は群れない。
一人行動をしている。
一人行動がなぜよいのかというと、”あなたが一切の言い訳”が出来ない点にある。
失敗した時は100%自責にせざる終えない状況であるし、成功すると喜びも100%自分に跳ね返ってくる。
反対に実力不足のデキない人は、商談する際にゾロゾロと複数人で現れる。
失敗したのならその複数人内で擦り付け合いか、商談相手が悪かったと傷の舐めあいをするのだ。
そもそも数で相手を圧倒する単細胞な戦術は昭和時代で終わっている。
つまり、デキる人は金魚のフンを連れて歩かず、自分の個人力で勝負するのである。
もし、あなたに同席したい人がいるなら即断ることだ。
自分で体感しなければ、失敗の痛みも成功の嬉しさも2分の1以下である。
それでは一向に成長などしない。
なぜなら、成長とは反省力にあるからだ。
「次は絶対失敗しない!」と、深く反省するためには心に痛みを伴う必要がある。
その痛みなくして、成長などない。
ぜひ、あなたも複数で群れずに個人で勝負していこう。
その結果、自信と実力がメキメキついてくるはずだ。
実力がついた先に自然と出世もお金もついてくる。
PS:一人ランチのおかげで、人生に時間が増えた
実力をつけるのならば、商談で群れないのもそうだが、”ランチ”でも群れるべきではない。
ランチの時間になると、ゾロゾロと複数人で食事しに行く人達がいる。
あなたもその一員になってはいけない。
そのメンツを見てみてほしい。
同じような年収で同じようなポジションなはずだ。
そんな顔ぶれの中に浸かっていても、あなたが成長することなどない。
トップセールスマンや経営者をみて欲しい。
一人で食事を済ませている。
もし複数人で食事しているならば、必ず意図がある食事である。
そして私がオススメなのは、お昼の時間を使って読書をしてみて欲しい。
なぜなら、そのお昼の時間を使って、”あなたの頭の中へ勉強という投資”をしてほしい。
大人になるとまとまった時間が取りにくくなる。
隙間時間を使って、勉強していくしかない。
皆がごはんを食べながら愚痴を言い合っている中で、あなたは勉強するのだ。
その結果、わずか一年で周囲と話しが合わなくなるはずだ。
そのタイミングがあなたが”成長”したという合図である。
ぜひ、一人で勉強する時間を作ってほしい。
今までの偉人たちも、成功する前は必ず”孤独”を味わっている。
わざと孤独な環境を作ることで、必ず実力がつく。
人生すべて勉強で埋め尽くそう。
勉強は至極の贅沢である。